はじめまして。ちいころです。 まず、とーっても簡単に自己紹介をします。
👩25歳 👨26歳 👫💍新婚1年目
タイトルにもあるように、初めての妊娠で稽留流産を経験しました。私の経験が誰かの役に立てばと思い、ブログに綴ります。初めてのブログなので、読みにくいところがあるかもしれません。ご了承ください。
1.妊娠発覚
私達は、特別妊活はしていなくて、お互いに子供が出来たらいいなぁというテンションで過ごしていました。
私は生理不順なこともあり、ルナルナは一応つけてはいるけれど、排卵日も次回の生理予定日もあまり当たるタイプではなかったです。
では、なぜ妊娠が分かったかというと、脱毛がきっかけです(笑)脱毛を予約していたのですが、1ヶ月ほど生理が来ていませんでした。もしも妊娠していたら脱毛はNGだから、脱毛の前日に、”念のため検査しよ~”と思ってしました。
すると、陽性でした。
今まで生理が遅れたことはしょっちゅうあり、検査薬は使ったことがありました。でも、いつも陰性だったので、”今回も陰性だろう”と思っていたら、まさかの陽性でびっくりしました。”尿をかけ過ぎたかなぁ”とかちゃんと検査できたか不安にもなったので😅、数時間後にもう一回検査しました。2回目も陽性でした。
私が基本土日休みなので、土日に開いている産婦人科を探して、さっそく受診しました。
「黒く写ってるのがが赤ちゃんの部屋ですね〜」と言われ、胎嚢が確認できました。妊娠確定です。
病院の先生に、「また、2週間後に来てください。」と言われました。
先生の指示通り、2週間後に産婦人科を受診しました。胎嚢は2週間前の受診からあっという間に大きくなっていて、19.0mmでした。
胎嚢の大きさからみて、5w5dと診断されました。わずかに、胎芽も確認できたけれど、「今日のところは小さくて心拍はわからないねぇ。また、1週間後に来てください」と言われました。
心拍が確認できなかったので”流産だったらどうしよう”と不安になる時と、7~8wで心拍が確認できることもあると知り”いやいや大丈夫だ!気にしないでいよ!”と 前向きに捉える時があり、1人の時は感情の波が凄かった気がします。
もし、来週受診して心拍確認できなかったらまた不安になるだけだから、受診をもう一週遅らせようかなぁとも考えました。(私の通っていた病院は予約制ではなかったので、受診を遅らせることも可能でした。)
しかし、先生から言われていた受診予定日の前日に、朝起きたら急にお腹の張りがなくなって、”もしかして、、”と不安になり、やはり予定通り受診しようと決めました。今思うと、その頃から少しずつ茶オリがありました。
2.流産発覚
病院を受診し、検診台に乗って先生と一緒にエコーの画像を見ると、素人の私にも分かるほど、胎嚢が全然大きくなっていませんでした。前回かすかに見えた胎芽も小さくなっていました。
「この時期だと(胎嚢が)1日1mmずつ大きくなるから、これは流産ですね。詳しくは隣の部屋でお話しましょう」と言われました。流産確定です。この時の情景は、今も鮮明に覚えています。
隣の部屋に移動して、病院の先生とお話しました。「僕は、土日にお手伝いで来ているから、(当院の)先生とお話できる明日か明後日に来てください。そこで手術のことを決めましょう」と言われました。
職場には安定期に入ってから伝えようと思っていたので、急遽休みを頂かないといけなくなり、直属の上司に妊娠したこと、流産したことを伝えました。私は、流産したショックも大きかったけれど、そのことで職場に迷惑を掛けてしまうことの申し訳なさもすごく大きかったです。
日曜日に流産が分かって、月曜日頃から生理の終わりかけのような少量の出血がありました。あ〜やっぱり流産したんだなってちょっと実感がわいた瞬間でした。
火曜日にまた病院に行きました。
"誤診だったらいいのになぁ〜"とか思ったりもしたけど、やっぱり流産でした。手術の日程を決めに行ってるのに、もう一度確認したくて「流産はしてるんですよね、?」って聞きくと、「はい。」ってキッパリ言われました…
私なりに色々調べてて手術は1週間後ぐらいなのかなぁって思っていたら、「明後日(木曜日)はどうですか?」と言われました。その週に大きな仕事があったので、そこを休みたくない気持ちがあって、そこで流産の辛さと職場に迷惑を掛ける申し訳なさで涙がボロボロ流れました。
「手術を遅らせるのは身体のことを考えてもおすすめしない。もしもその大きな仕事中に腹痛や出血をする方が辛いと思う」と言われ、悔しくて辛くて嫌だったけど、明後日の木曜日に手術することを決めました。
3.手術の1日
手術を決めたその日の夜から急に腹痛がきて、生理2日目くらいに出血量も多くなりました。
翌朝も腹痛と出血が止まらず、仕事をお休みして、朝イチで病院を受診しました。
以下時系列と私のメモです。
・8:00 病院着 腹痛の波
・9:00過ぎ 診察
子宮口開かれてグイッて見られて(←これは私の感覚)、腹痛爆上がり
「座って待っててください」って言われたけど腹痛、冷や汗、ヤバすぎて横にならせてもらう。(医者に対して心の中でで「お前ばバカか」cv.出川哲朗 と呟く)
必死で歩いて内診室行く。
進行流産してるねって言われ、明日手術の予定だったけど今日手術すること決める。
しんどすぎて、車椅子で移動
着替え、病室で点滴
腹痛MAX
ちょっと落ち着いてトイレ。ちょい緩めの大量便。痛みがだいぶ収まる
・11:00 手術
歩いて手術室(分娩室)に移動
トイレ行く
パンツ脱がせてもらって、心電図、血圧、酸素のやつされて、手術前に麻酔
「1,2…8」くらいで記憶なくなる
・11:40頃 目覚める
起きたらベット パンツも履いてる
痛みは全くなし 朝の痛みが嘘のよう
携帯いじいじと軽い眠りの繰り返し
・13:00頃 抜針
烏龍茶頂き飲む🧃朝から何も飲み食いしてなかったので生き返った気持ち。
・13:30 着替えて子宮口診察
ガーゼ?みたいなの取られる。子宮口開かれると少し痛み
・14:00 今後の説明、会計
仕事は2日後から行ってよい。
シャワーは翌日、入浴は次の診察までストップ。
性生活は14日後から。
旦那の迎えを待つ。
夕食後から、子宮収縮剤、抗生物質、胃薬 服用。
1日3回毎食後×3日分
怒涛の1日でした。
手術前までの腹痛は本当に人生で一番しんどくて、でも、出産はもっと痛いんだろうなぁと思うと、これに耐えるべきか、、、、いや、もう無理だ😭の矛盾?する気持ちで、気持ちも忙しかったです。
でも、元々手術はする予定だったし、1日早く手術出来たのはよかったのかなって思います。
4.費用
なんで今回のブログで費用について書こうと思ったかをお話させて下さい。
妊娠初期の頃は保険が効かないのに、流産と分かってからは保険が効くようになったからです。流産と分かった途端、病人扱いされたような気分と、もう妊婦じゃないんだなっていう現実を突きつけられて悲しくなりました。
また、妊娠初期の頃から保険がきいたらいいのになと思います。なぜ妊娠初期の頃は保険が効かないのか有識者の方いたら教えてください🙇🏻♂️
以下、妊娠が分かってから稽留流産手術までの費用をまとめました。
・初診 7,000円
・2回目受診 4,000円
・3回目受診(流産診断) 1,450円
・4回目受診(稽留流産手術) 20,590円
・5回目受診(手術後の経過観察) 540円
妊娠が分かってとても嬉しかったので、お金を出すことに不快な気持ちは全くなかったけれど、妊娠って医療の中でどこか特別な扱いなんだなって思ったりしました。
ちなみに、つわりは全く無かったけれど、5w頃からニキビの増加とお腹の張り(便秘)がすごかったです。(私の妊婦生活はそれで終わっちゃったな〜🥲)
今回流産を経験し、何回も流産している人がいることや、不妊治療に何度も挑戦している人を知り、妊娠、出産って奇跡なんだなと改めて思いました。また、産婦人科でお腹が大きくなっている人や、母子手帳を出している人を見て、その人たちがすごく強く見えました。守るものがある人って強そうな感じがしたんです。逆に、私には守るものがなくなって、自分が弱く感じました。
でも、辛かったし悲しかったけど、この流産の経験が、夫婦を強くしてくれたと信じたいです。
私の経験が誰かの役に立てばいいなと思います。最後まで読んで下さりありがとうございます😌